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本日晴天なり鹿児島市
此の時期になるとテレビでは恐怖(怪談)特集をよくやっておりますね。
娘も僕も怖がりなのですが、欠かさずみております(笑)
霊感と呼ばれるものがまったくない僕ですが、一度だけ恐怖の体験をしたことがありますので、今回はそのお話を・・・。
10年前、沖縄県のある島からリゾートホテルのオープンを知らせるDMが届きました。
それは「ダイビングツアーなどにもご利用できますよ、だから下見にこられませんか?半額にしますよ」と言った内容で、当時別の会社に勤めていた僕は「半額なら僕が行くよ」と連れを誘い宿泊の予約をしました。
そのホテルは沖縄本島から飛行機を乗り継ぎさらに高速船で30分程かかる離島にあり、そのホテル以外には別にホテルが一つあるだけでした。港からホテルまでは送迎バスで向かうのですが、そのバスの中ですでにイヤ〜な予感が。
フロントでチェックインをすますと、電動カートに乗ってバンガローまで案内されました。
バンガローは10人が余裕で宿泊できるくらい広く、ベットルームが2室(ベットが各2)に10畳程あるリビングに6畳程のダイニングキッチンが付いていました。
連れと2人だったので、あまりの広さにびっくりしましたが、すでに夜7時を回っていたので荷物をリビングに置くと食事に出かけました。
食事から帰ってきてから、部屋を見て回り2つあるベットルームの海側を使うことに。
実は山側のベットルームを見たときになぜか連れも僕も「ココには寝たくない」と感じていたからです。
でも海側のベットルームで恐怖体験をするとは思ってもみませんでした。
旅の疲れと満腹感で早めに就寝することに。
海側のベットルームにはベットがナイトテーブルを挟んでふたつ用意してあり、海側(奥)のベットには連れが、山側(ドア側)には僕が横になりました。
部屋はエアコンが効いており快適で、海の傍なので波音が枕元まで聞こえてきていました。
しばらく横になっているとそのまま深い眠りに・・・。
何時頃だったのでしょうか、何者かが僕のわき腹を触っている感触がするのです。
それもベットの下から持ち上げるような手の向きで。
隣のベットはナイトテーブルを挟んでいるので1メートル近く離れていて、もちろん手を伸ばしても届く距離ではありませんでした。
しかも、その手は隣のベットとは逆側のわき腹も触っているのです。
怖さと、こちょばゆさでたまらなくなり、その手を振りほどこうとするのですが、金縛り状態で手が動きませんでした。
そのうち、その手は僕の両わき腹をしたからグイっと押し上げ、腰を持ち上げられた僕のカラダはへの字に!
あまりの怖さに「南無阿弥陀、南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏!、南無阿弥陀仏!」と唱えるとその手はフッと消え僕はベットにドン!と腰を落としたのです。
隣に寝ていた連れは、何事かと僕を見ましたが訳を説明するとナイトテーブルをどかして、ベットをふたつくっつけてくれました。
その後はその手は出てきませんでしたが、あれは疲労による錯覚ではないと思います。
あの手の感触は今でも忘れられない・・・。
もし山側のベットルームに寝ていたらと思うとゾォ〜とします。
夏の恐怖体験でした。
おわり
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